パークの入口をくぐると、正面に眠れる森の美女の城が見えます。ディズニーランド・パークは、1992年に開業した、ディズニーランド・パリのメインパークです。東京ディズニーランドの「シンデレラ城」とは違い、ここでは、おとぎ話の絵本から抜け出したような城が、パークの中心に立っています。

パークには、5つのランドがあり、冒険、西部開拓、おとぎ話、未来といった、異なる物語を歩いて巡れます。この記事では、2026年10月9日時点の公式情報をもとに、ディズニーランド・パークの構成と魅力、気をつけたい点を整理します。入場に何が必要で、何が含まれないのかも、あいまいにせず説明します。

開業

1992年4月12日(ディズニーランド・パリの開業と同時)

ランド

5つ(ファンタジーランド、ディスカバリーランドなど)

入場の条件

有効なチケット。日付未指定のチケットは訪問日の登録も必要

身長制限

Indiana Jones and the Temple of Peril は140cm以上

夜のショー

ディズニー・テイルズ・オブ・マジック(毎晩、閉園の時間)

入場に必要なもの:チケットと訪問日の登録

公式のパークのページによると、ディズニーランド・パークに入るには、次の条件があります。

  • このパークに有効な入場券(チケットまたはパス)が必要です。
  • 日付を指定していないチケットの場合は、登録のためのウェブサイトで、訪問日を登録する必要があります。
  • 「ホテル+チケット」のパッケージで、ディズニーのホテルに泊まる場合は、滞在中の入場が自動的に認められます。

カリフォルニアのディズニーランド・リゾートと違い、公式のパークのページに、「入園予約」という言葉は出てきません。ただ、チケットの種類によっては訪問日の登録が必要です。購入するチケットの条件を確認してください。

訪れる前に知っておきたい懸念点

身長制限のあるアトラクションがあります

公式のアトラクション一覧に載っている身長制限は、次のとおりです。

アトラクション 身長制限
Indiana Jones and the Temple of Peril 140cm以上
Star Wars Hyperspace Mountain 120cm以上
ビッグサンダー・マウンテン 102cm以上
スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー 102cm以上
Autopia 81cm以上

ほかの多くのアトラクションは、身長の制限がありません。「イッツ・ア・スモールワールド」「ピーターパン空の旅」「カリブの海賊」「Phantom Manor」「空飛ぶダンボ」なども、制限なしと表示されています。

怖い場面のあるアトラクションがあります

公式の一覧には、小さなお子さまが怖がる可能性のあるアトラクションに、「May Frighten Younger Guests」という表示が付いています。たとえば、Phantom Manor、カリブの海賊、Les Voyages de Pinocchio、Blanche-Neige et les Sept Nains、La Tanière du Dragon が該当します。

休止中のアトラクションがあります

確認日の時点で、公式の一覧には、Buzz Lightyear Laser Blast、Pirate Galleon、La Galerie de la Belle au Bois Dormant が「休止」と表示されていました。どのアトラクションが利用できるかは、旅行の日に近づいたら、公式アプリで確認してください。

一部の体験は、有料または予約制です

  • ディズニー・プレミアアクセス:人気のアトラクションを、通常の列を飛ばして利用できる、有料のサービスです。数に限りがあります。
  • キャラクターとの対面:ミッキーとの対面など、一部の体験は、当日、アプリで「バーチャル・キュー」に並ぶ必要があります。数に限りがあります。
  • 夜のショーの鑑賞席:専用の鑑賞席は有料で、数に限りがあります。

5つのランドで物語を旅しましょう

公式の案内では、パークは5つのランドに分かれ、眠れる森の美女の城を囲んで並んでいます。

メインストリートU.S.A.

ウォルト・ディズニーの故郷の町をイメージした、パークのメインの通りです。小さな店やレストランが並び、その先に城があります。公式の一覧には、Horse-Drawn Streetcars、Main Street Vehicles、Discovery Arcade などがあります。

ファンタジーランド

おとぎ話の世界です。公式ページでは、「イッツ・ア・スモールワールド」「Alice's Curious Labyrinth」「Mad Hatter's Tea Cups」が紹介されています。ほかに、ピーターパン空の旅、空飛ぶダンボ、Les Voyages de Pinocchio、Blanche-Neige et les Sept Nains、Casey Jr. – le Petit Train du Cirque、Le Carrousel de Lancelot、Le Pays des Contes de Fées、La Tanière du Dragon などがあります。

ディスカバリーランド

時間と宇宙を旅する、未来のエリアです。Star Wars Hyperspace Mountain、Orbitron、Autopia、スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー、Les Mystères du Nautilus があります。

フロンティアランド

西部開拓の雰囲気のエリアです。ビッグサンダー・マウンテンと、Phantom Manor があります。Thunder Mesa Riverboat Landing、Rustler Roundup Shootin' Gallery、Frontierland Playground も紹介されています。

アドベンチャーランド

熱帯のジャングルや海賊の島のエリアです。カリブの海賊と、Indiana Jones and the Temple of Peril が、代表的なアトラクションです。ほかに、Adventure Isle、La Cabane des Robinson、Le Passage Enchanté d'Aladdin、Pirates' Beach などがあります。

夜を彩るショーとパレード

公式のパークのページで、主な演目は次のとおりです。

  • ディズニー・テイルズ・オブ・マジック(Disney Tales of Magic):眠れる森の美女の城に、花火と光の演出を重ねる夜のショーです。シンデレラ、美女と野獣、ミラベルと魔法だらけの家、リロ&スティッチなどの物語が登場します。毎晩、閉園の時間に行われると案内されています。チケットに含まれます。
  • ディズニー・スターズ・オン・パレード(Disney Stars on Parade):ディズニーのキャラクターが、カラフルなフロートで登場するパレードです。
  • ライオン・キング:リズムズ・オブ・ザ・プライド・ランズ:フロンティアランドのシアターで上演される、専用のショーです。
  • ディズニー・カスケード・オブ・ライツ:もうひとつのパーク、ディズニー・アドベンチャー・ワールドの夜のショーです。ディズニー・アドベンチャー・ワールドの記事 をご覧ください。

ショーやパレードの時間は、公式アプリで、最大30日前から確認できると案内されています。天候などの事情で、予告なく変更や中止になる場合があります。

専用の鑑賞席

夜のショーの専用鑑賞席は、有料の選択肢として案内されています。数に限りがあり、いつでも買えるわけではありません。

パーク入場で体験できるもの

  • 身長制限のない多くのアトラクション
  • 身長が条件を満たす場合の、スリル系のアトラクション
  • ショーやパレード、夜のショー(開催状況によります)
  • 通常の列でのキャラクターとの対面(一部)

パーク入場に含まれないもの

  • 日付未指定のチケットの場合の、訪問日の登録(別に手続きが必要)
  • ディズニー・プレミアアクセス
  • バーチャル・キューが必要なキャラクターとの対面
  • 夜のショーの専用鑑賞席
  • 食事、おみやげの買い物

食事:予約が勧められています

公式のパークのページでは、食事の場所が3種類に分けて紹介されています。

  • テーブルサービスのレストラン:Captain Jack's – Restaurant des Pirates(たいまつの灯りの下で食事)、Agrabah Café Restaurant、Silver Spur Steakhouse(西部の酒場の雰囲気で、薪で焼いた肉料理)などがあります。人気があるため、最大2か月前から予約できると案内されています。
  • クイックサービス、持ち帰り:Hakuna Matata Restaurant、Pizzeria Bella Notte、Toad Hall Restaurant などです。
  • キャラクターダイニング:Auberge de Cendrillon で、ディズニープリンセスと食事ができます。

小さなお子さま連れの方へ

公式の案内では、パークは、小さなお子さまを迎える準備が整っていると紹介されています。

  • 年齢の制限がないアトラクションが多くあります。公式の例として、Le Carrousel de Lancelot、空飛ぶダンボ、イッツ・ア・スモールワールドが挙げられています。
  • 幼児でも楽しめるショーとして、ライオン・キング:リズムズ・オブ・ザ・プライド・ランズと、ディズニー・スターズ・オン・パレードが紹介されています。
  • ベビーカーの貸し出しがあります。
  • ベビーケアセンターには、おむつ替え台、電子レンジとシンクのある台所、授乳のための個室が備わっていると案内されています。

必要な時間と、季節のイベント

公式の案内では、パークの人気のアトラクションを楽しむには、少なくとも丸1日、ゆっくり回るには2日間が理想とされています。2日あれば、すべてのアトラクションをゆっくり楽しみ、パレードやキャラクターとの対面、メインストリートU.S.A.の店めぐりができると紹介されています。

季節によって、パークの装飾も変わります。2026年は、9月26日から11月1日までが「ディズニー・ハロウィーン・フェスティバル」、11月7日から2027年1月6日までが「ディズニー・エンチャンテッド・クリスマス」と案内されています。クリスマスの時期には、大きなクリスマスツリーや、季節の服を着たキャラクターが登場するとされています。

ホテルとの組み合わせ

パークの敷地の中に、ホテルはありません。ただし、ディズニーランド・ホテルは、ディズニーランド・パークの入口の上にあり、メインストリートU.S.A.に面しています。公式の案内では、パークへ「ほぼすぐに入れる」場所と紹介されています。

ほかのディズニー・ホテルは、歩いて行ける距離か、無料のシャトルで行けます。ディズニーのホテルの宿泊者は、「エクストラ・マジック・タイム」で、公式の開園前に、パークに入れます。ディズニーランド・パークでは、通常は1時間の早い入園と案内されています。詳しくは、ホテルの宿泊特典 をご覧ください。

結論:絵本の世界を歩くパーク

ディズニーランド・パークは、1992年に開業した、ディズニーランド・パリのメインパークです。眠れる森の美女の城を囲む5つのランドには、冒険、西部、おとぎ話、未来の物語が広がっています。ビッグサンダー・マウンテンやカリブの海賊のように、東京にもあるアトラクションがある一方で、Phantom Manor や Indiana Jones and the Temple of Peril のように、パリ独自の魅力もあります。

一方で、身長制限のあるアトラクションがあり、一部の体験は有料や予約制で、日付を指定しないチケットは訪問日の登録が必要です。こうした点を事前に知っておけば、現地で戸惑うことは少なくなります。

内容は確認日時点のもので、最新の運営状況や料金は、利用する時点の表示が基準です。