パークに入らない日でも、ディズニーの雰囲気を味わいたい。パークを出たあとも、夜まで食事や買い物を続けたい。そんなときに頼りになるのが、ディズニーランド・パリの「ディズニー・ヴィレッジ」です。

ここは、パークのすぐそばに広がる、食事と買い物、映画やライブ音楽の街です。公式の案内でも、「一年中、チケット不要で入れる」と説明されています。実際にどんな店があり、何が含まれ、何が含まれないのか。この記事では、2026年10月9日時点の公式情報をもとに、ディズニー・ヴィレッジの魅力と注意点を整理します。

入場の条件

チケット不要(特別なショーが行われる日を除く)

営業時間

毎日、午前8時から深夜まで。パークの閉園後も営業

レストラン

公式の一覧に14店。フランス料理、テクス・メクス、イタリア料理、ステーキなど

ショップ

ワールド・オブ・ディズニー、LEGOストアなど8店

ホテルの宿泊者

買い物の無料配送と、宿泊料金への請求が可能

改装中

一部のレストランとショップは、一時的に閉まっています

入場にチケットは必要ありません

施設の記事では、入場に必要なものを最初に書きます。公式のディズニー・ヴィレッジのページによると、入場は無料で、パークのチケットは必要ありません。ただし、特別なショーが行われる日は、有料の場合があると書かれています。

入場に必要なもの

  • ディズニー・ヴィレッジを歩くだけなら、特にありません

入場に必要ないもの

  • パークのチケット
  • 訪問日の登録

ここは、パークの外にある街です。ディズニー・ヴィレッジから、パークのアトラクションを楽しむことはできません。パークに入る場合は、別に有効なチケットが必要です。

訪れる前に知っておきたい懸念点

改装工事が行われています

公式のページには、ディズニー・ヴィレッジは現在、大規模な改装工事を行っており、一部のレストランとショップが一時的に閉まっていると書かれています。この記事で紹介する店のなかにも、確認日以降に、閉まっていたり、入れ替わっていたりするものがあるかもしれません。行きたい店がある場合は、出発の直前に、公式アプリや公式ページで最新の状況を確認してください。

営業時間は店ごとに違います

公式のFAQによると、ディズニー・ヴィレッジは、毎日午前8時から深夜まで、パークの閉園後も開いています。ただし、個別の店の営業時間は、店ごとに異なる場合があります。

ホテルの宿泊料金に請求できない店があります

ディズニーのホテルの宿泊者は、ディズニー・ヴィレッジでの買い物や食事の料金を、ホテルの宿泊料金にまとめて請求できます。ただし、対象外の店があります。公式のFAQでは、Rainforest Café、Gaumont Cinemas、McDonald's、Chariots Gourmands が除かれています。公式の「マジックパス」のページでは、さらに、The Royal Pub、Five Guys、The LEGO Store、Häagen-Dazs、Earl of Sandwich、Vapiano、Brasserie Rosalie、季節の屋台も、対象外とされています。ページによって書かれている店が違いますので、請求できると考える前に、会計のときに確認してください。

場所とアクセス

ディズニー・ヴィレッジは、パークの近くにあります。公式のページでは、「パークから数歩の場所にある、にぎやかなエンターテイメントの街」と紹介されています。RER A線の「マルヌ・ラ・ヴァレ/シェシー」駅から、パークまで歩いて約2分で、ディズニー・ヴィレッジも同じ範囲にあると、公式ページに書かれています。

車で行く場合は、パークの駐車場が、ディズニー・ヴィレッジの利用者にも案内されています。公式の駐車場のページによると、乗用車(高さ2m未満)は30ユーロです。ディズニーのホテルの宿泊者は、ホテルが提供するマジックパスがあれば、無料です。

食事:テーブルサービスから、軽食まで

公式のレストランの一覧に載っている、ディズニー・ヴィレッジの店は14店です。分類は次のとおりです。

区分 店 公式の分類
テーブルサービス Brasserie Rosalie フランス料理、ベジタリアン対応
テーブルサービス Rainforest Café アメリカ料理
テーブルサービス Vapiano イタリア料理
テーブルサービス The Steakhouse ステーキ、バーベキュー(オンライン予約可)
テーブルサービス・バー The Royal Pub、Sports Bar & Lounge アメリカ料理
食べ放題のビュッフェ Billy Bob's Buffet、La Grange テクス・メクス(オンライン予約可)
バー Billy Bob's Country Western Saloon カントリー・ウエスタンの酒場
軽食 Earl of Sandwich、Five Guys、McDonald's、Le Comptoir アメリカ料理、フランス料理
カフェ Starbucks Coffee コーヒー

公式ページでは、フランスらしいブラッスリーの「Brasserie Rosalie」が、子ども向けと大人向けの両方のメニューをそろえた店として紹介されています。

食事の予約

公式の一覧で、オンライン予約ができると表示されている店は、Billy Bob's Buffet、La Grange、The Steakhouse の3店です。ほかの店は、予約ができるかどうかが、一覧では確認できませんでした。

主なレストランの特徴

公式の各レストランのページから、特徴を整理します。価格帯は、公式の一覧の「€」の数で示されています。「€€€」が最も高い区分です。

  • Brasserie Rosalie(€€):ディズニー湖の向かいにある、フランス風のブラッスリーです。季節の食材を使った、昔ながらのフランス料理を出すと紹介されています。
  • The Steakhouse(€€€):1950年代のシカゴの精肉倉庫が高級店に生まれ変わった、という設定のステーキハウスです。アメリカ風の網焼きの肉料理が中心です。
  • Billy Bob's Buffet(€€):カウボーイの酒場の中にある、テクス・メクス料理の食べ放題です。
  • Rainforest Café(€€):アマゾンの熱帯雨林をイメージした店内で、南西部風の料理に熱帯の味つけを加えた料理を出します。ショップも併設されています。

予約と食事制限

公式ページによると、The Steakhouse と Billy Bob's Buffet は、ウェブサイトまたは公式アプリから、最大2か月前まで予約できます。ディズニーのホテルの宿泊者は、宿泊の予約が確定した時点から予約できると案内されています。予約は、都合が悪くなったら取り消して、他の人に席を譲れるとも書かれています。

食事に制限のある方には、ベジタリアン、ヴィーガン、ハラール、コーシャ、主要なアレルゲンを含まない料理が用意されていると、公式ページに書かれています。

ショッピング:ここだけの買い物

公式のショップの一覧に載っている、ディズニー・ヴィレッジの店は8店です。

  • World of Disney:衣類、ミッキーの耳(ディズニー・イヤー)、ピンバッジ、おもちゃ、おみやげ、コスチューム、パンドラのジュエリーなど、幅広い商品がそろう店です。
  • Disney Style / Disney Glamour:衣類、アクセサリー、子ども服などを扱います。
  • Deco by Disney:アート、雑貨、ピンバッジ、フィギュアを扱います。
  • Disney Wonders:アート、衣類、子ども服などを扱います。
  • The LEGO Store:レゴの専門店です。
  • Boutique Rainforest Café:レストランに併設された、衣類や雑貨の店です。
  • Pelé Soccer:サッカー関連のグッズを扱います。

公式のショップの一覧では、World of Disney と Deco by Disney に、「Disney PhotoPass+」の表示が付いています。パークの外にあるため、パークの入場券がなくても買い物ができます。パークで買ったものを持って歩く必要がないよう、ホテルの宿泊者は、買い物の品物を、無料でホテルに届けてもらえると公式ページに書かれています。ただし、ヴィラージュ・ナチュール・パリの宿泊者は、この無料の配送が使えません。

エンターテイメント:映画、ライブ、バルーン

公式のページでは、ディズニー・ヴィレッジの楽しみ方として、次のものが紹介されています。

  • 映画館:Gaumont Cinemas があります。
  • 気球:朝の時間帯に、熱気球に乗れると紹介されています。
  • ミュージックセッション:毎週木曜日から土曜日に、ライブ音楽、DJ、カラオケ、ダンスのワークショップが行われます。
  • ハロウィーンの催し:2026年9月25日から11月1日まで、不気味な飾り付けと季節の料理、10月31日の夜の特別なイベントが案内されています。

パークとの違いを整理します

ディズニー・ヴィレッジとパークの違いを、公式の案内をもとに表にまとめます。

項目 ディズニー・ヴィレッジ パーク(ディズニーランド・パークなど)
入場 無料。特別なショーの日を除く 有効なチケットが必要。日付未指定のチケットは訪問日の登録も必要
営業時間 毎日午前8時から深夜まで。パークの閉園後も営業 季節によって変わる(公式アプリで確認)
アトラクション なし あり
食事と買い物 14店のレストラン、8店のショップ パーク内にも多数
夜の過ごし方 映画、ライブ音楽、バー 夜のショー

パークの営業時間は季節によって変わるため、公式のアプリで、旅行の日の時間を確認する必要があります。ディズニー・ヴィレッジは、パークが閉まったあとも開いているため、夜遅くまで食事や買い物を続けられます。

ホテルからの距離

公式のホテル一覧では、各ホテルからパークまでの距離が案内されています。ディズニーランド・ホテルは、パークの入口にあります。ディズニー・ホテル・ニューヨークは徒歩10分、ニューポート・ベイ・クラブとセコイア・ロッジは徒歩15分、シャイアンとサンタフェは徒歩20分です。パークの近くにあるディズニー・ヴィレッジへは、このホテルからの距離も目安になります。無料のシャトルバスも、駅とホテルを結んでいます。

ホテル宿泊者の特典

公式のFAQで確認できる、ディズニー・ホテルの宿泊者の特典は、次の2つです。

特典に含まれるもの

  • ディズニー・ヴィレッジでの買い物を、無料でホテルまで届けてもらえるサービス
  • ホテルで受け取る「マジックパス」の支払い機能を有効にして、買い物や食事の料金を宿泊料金にまとめて請求すること(クレジットカードをホテルに預ける必要があります)

特典に含まれないもの

  • 公式のページで対象外とされている店(Rainforest Café、Gaumont Cinemas、McDonald's、The Royal Pub、Five Guys、The LEGO Store、Earl of Sandwich、Vapiano、Brasserie Rosalie など)での宿泊料金への請求
  • ヴィラージュ・ナチュール・パリの宿泊者への、無料配送
  • 食事や買い物の代金そのもの(請求できるだけで、無料になるわけではありません)

結論:パークに入らない日にも、夜にも、使える街

ディズニー・ヴィレッジは、チケットなしで歩ける、ディズニーランド・パリの食事と買い物の街です。毎日午前8時から深夜まで、パークの閉園後も開いており、フランス料理から、テクス・メクス、イタリア料理、ステーキまで、幅広いレストランがそろっています。宿泊者には、買い物の無料配送という便利な特典もあります。

一方で、現在は改装工事の最中で、一部の店が閉まっています。パークのアトラクションには乗れず、ホテルの宿泊料金に請求できない店もあります。こうした点を知った上で、パークの前後の時間や、パークに入らない日に、気軽に立ち寄ってみてください。

内容は確認日時点のもので、最新の営業状況や料金は、利用する時点の表示が基準です。